先日、次男の3歳の誕生日プレゼントを買いに近所のおもちゃ屋さんを家族で訪れた際、次男と同じくらいの小さな女の子が「これがほし~の!」と、おもちゃの前で駄々をこねていました。

お母さんらしき女性が「買わないよ~。ほら、帰るよ。ママ先に帰ってドーナツ全部食べちゃうよ。」と優しい口調で帰宅を促しています。スーパーのお菓子売り場を中心に、街でよく見かける光景です。

 
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「遺伝」

小さなころから慎重で聞き分けがよく、決して親の手を煩わせる事のなかった長男とは正反対に、次男は我が強く、自分の欲求が満たされるまで大泣きし誰の言葉も耳に入らない。主人を本気で怒らせる、人をイライラさせる天才!

ほかの選択肢、ほかのことに気をそらそうなんて到底無理で、「これじゃないのお~~~~!!」と叫びながら渡したものを全力で放り投げ、しゃがんで話そうとしようものなら、顔や頭をベシベシたたかれます。

とにかく抱きしめて落ち着かせようと試みても物凄い力で拒否され、床に寝ころびワンワン泣いて手足をバタバタ……。なだめても、怒っても、はたまた悲しそうな顔をしてみても、こちらからのアクションが一番の逆効果で、次男の怒りを助長するだけ。

 
こうなると我が家では放っておくしかありません。

次男を見守りながらも、こちらからは関わらず、極力いつもの空気感で何事もなかったように時を過ごす。そうするとある瞬間、次男の方からこちらに歩み寄ってきます。

その時に笑顔で抱きしめ甘えさせ、落ち着くと、次男から妥協案を提示してくるのです。少し時間がかかりますが、次男は自分の意志で、納得しながらでないと進んでくれないのです。

 
ただこれは家での対処法。

お店など公共の場では、私も先ほどのお母さんと同様に強制的に抱えてその場を去り、とりあえずほかの方に迷惑のかからない所まで運びます。もちろん私も無表情で(笑)。

こちらのイライラが次男に伝わるとさらにエスカレートしてしまうし、ほかの人も見ている手前、鬼の形相になるわけにもいかず、かと言って笑顔をつくる余裕もないので、結果、無表情になってしまう、という仕組みです。

 
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PRIVATE PHOTOS

今年も夏休みはシンガポールで! 行く度に好きになる国です。

 

PROFILE

中村仁美 Hitomi Nakamura
1979年6月8日生まれ。2002年にお茶の水女子大学生活科学部を卒業し、フジテレビ入社。2011年人気お笑いコンビ「さまぁ~ず」の大竹一樹さんと結婚。2児の子育てをしている。’17年7月、15年間勤務したフジテレビを退社。現在はフリーアナウンサーとして活動中。

 

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