絶景、美食、癒やし……と、旅の目的は数あれど、“芸術の秋” にはアートにふれることを目的に旅するのもオススメ。

今回は、世界中で広く親しまれているフィンセント・ファン・ゴッホが描いた名画《ひまわり》の世界を五感で楽しめる旅を紹介します。

 

見て触れて感じる《ひまわり》

画像1: 見て触れて感じる《ひまわり》

陶板で原寸大に再現した西洋美術の名画約1000点を展示する徳島県鳴門市の「大塚国際美術館」は、2018年 3月21日に開館20周年を迎えました。これを記念した新展示が “7つの「ヒマワリ」” です。
 

画像2: 見て触れて感じる《ひまわり》

水彩なども含めると10数点におよぶゴッホの《ひまわり》のうち、花瓶に活けられた花を描いた作品は全部で7点あるとされています。

“7つの「ヒマワリ」” 展示室では、現在、オランダ、日本、ドイツ、イギリス、アメリカ、個人蔵と世界各地に点在している、7点の花瓶の《ひまわり》をすべて陶板で原寸大に再現し、一堂に展示。※既存展示作品2点に新たな5点を加え、新展示室を設けて展示。
 

画像3: 見て触れて感じる《ひまわり》

中には、かつて兵庫県芦屋市にありながら、1945年に第二次世界大戦の空襲で焼失し、二度と見ることができない “芦屋のひまわり” と呼ばれる幻のひまわりを再現した陶板作品も。

7つの「ヒマワリ」が一堂に会するのは世界でも類をみない画期的な試みであるとともに、原寸大の陶板名画の迫力や魅力を存分に堪能することができる展示になっています。
 

画像4: 見て触れて感じる《ひまわり》

大塚国際美術館に展示されている作品は、すべて陶板で精巧に作られた原寸大の名画。そのため、ほとんどの作品の周りに柵やロープがないので、間近で鑑賞したり、ツーショット撮影を楽しんだり、優しく触れてみたりという、一般的な美術館ではNGとされる楽しみ方も可能です。地下3階から地上2階まで、約4kmにもおよぶ広大な館内で、作品の本当の大きさや細かな筆づかい、世界観を体感してみてください。
 

自然光で見てほしいというクロード・モネのこだわりをいかし、屋外に展示されたモネの《大睡蓮》。すぐそばには本物の睡蓮が咲く池もあり、モネが憧れた青い睡蓮も咲きます。※睡蓮の見頃は6~9月頃。
 

修復前と修復後を向かい合わせにして展示したレオナルド・ダ・ヴィンチの《最後の晩餐》。
 

画像5: 見て触れて感じる《ひまわり》

空間ごと再現した、ミケランジェロの《システィーナ礼拝堂天井画および壁画》と、ジョット・ディ・ボンドーネの《スクロヴェーニ礼拝堂壁画》も圧巻。

 

食べて感じる《ひまわり》

画像1: 食べて感じる《ひまわり》

新展示 “7つの「ヒマワリ」” のスタートにあわせ、ミュージアムカフェ「Café Vincent(カフェ フィンセント)」がオープン。ゴッホのファーストネームから名付けたカフェでは、ゴッホの故郷であるオランダや、画家として過ごしたフランスをテーマにしたメニューを味わえます。
 

画像2: 食べて感じる《ひまわり》

特にオススメしたいのが、ローストチキンとカラフル野菜のマリネをヒマワリ仕立てにした「ヒマワリサラダと季節野菜のスープ(パン付)」(¥1200)。カリッと焼いたヒマワリの種やパルメザンチーズが散りばめられたサラダと、たっぷり野菜が入った “食べるスープ ” のセットはヘルシーながら食べごたえも充分。
 

画像3: 食べて感じる《ひまわり》

店内にはゴッホの名画《アルルのゴッホの部屋》をリアルに再現した撮影コーナーも。椅子に座ってゴッホの世界にふれてみては? 広い大塚国際美術館の館内をまわって疲れた時などに立ち寄って、舌でもゴッホの世界を楽しんでみてください。
 

 

泊まって感じる《ひまわり》

画像1: 泊まって感じる《ひまわり》

瀬戸内海国立公園内に位置するオーシャンビューホテル「ルネッサンス リゾート ナルト」では、大塚国際美術館とコラボレーションした「ゴッホのヒマワリルーム」(1泊2食付き2名1室/1名¥22650~ ※税サ込み、入湯税¥150別)が、2018年春から販売され、話題になっています。
 

画像2: 泊まって感じる《ひまわり》

37㎡の客室は、ひまわりの絵画や、ひまわり柄の壁紙で飾られているほか、オレンジやモスグリーンのソファを配し、全体の色調もゴッホの絵画を思わせるトーンになっています。
 

画像3: 泊まって感じる《ひまわり》

さらに、窓の外には、オレンジの瓦屋根と風にそよぐ緑の木々、青い海。この風景は、ゴッホが晩年に移り住んだ南フランス・プロヴァンス地方にある街、アルルを彷彿させるもの。
 

アメニティとして、ひまわりのアロマやハーブティー、ゴッホのマグカップ、アートライブラリーなども用意。ゴッホが《ひまわり》を描いたアルルを思わせる景色を眺め、ひまわりの香りとゴッホの作品に包まれる特別な時間を過ごせる空間です。

 

憧れのゴッホの世界を
五感で感じる徳島の旅

ルネッサンス リゾート ナルトから大塚国際美術館へは、車で約3分、レンタサイクルでも8分ほど。見て触れて食べて泊まって、ゴッホの《ひまわり》の世界にどっぷり浸る旅をしてみませんか?

大塚国際美術館
徳島県鳴門市鳴門町 鳴門公園内
☎088-687-3737
開館時間:9:30~17:00
休館日:月(祝日の場合は翌日) ※1月は連続休館あり、8月は無休
入館料:一般¥3240、大学生¥2160、小・中学生および高校生¥540
カフェ フィンセント営業時間:10:00~16:45
http://www.o-museum.or.jp/
※撮影時、ストロボ、フラッシュ、三脚等のカメラ固定具の使用は不可。
 
ルネッサンス リゾート ナルト
徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字大毛16-45
☎088-687-2580
https://renaissance-naruto.com/

 
Photo&Composition:Aiko Hayashi

 

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