彼女は帰国子女で語学が堪能、と言うだけでなく、同じ年に入社した同僚全員が一目置くほどとても聡明な女性でした。数ヵ月の研修期間を経て彼女が情報番組に配属されるやいなや、そのスタッフ間でも囁かれる “彼女の優秀さ” が部署を越えて私の耳にも伝わってくるのは必然でした。

 
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「The Mission」

そんな彼女の価値観・生き方は、結婚した平凡を絵にかいたような夫の眠っていた本来の夢を呼び起こし、さらに一歩踏み出す勇気まで与えてしまい、彼は数百倍という倍率のなか勝ち取った部署からの異動願いを提出し、NYへと赴任することになるのです。

妻である彼女は、夫について行くためにテレビ制作という仕事を志し半ばで諦めざるを得なくなり、惜しまれながらも退社しました。

NYに行く前、彼女の放った言葉は「でも私はラッキーだよ。夫のおかげでNYで生活できるんだもん」。

どこまでも聡明な彼女。この人は会社にいても、専業主婦になっても、どんな環境においても、その世界でトップになる人なんだろうな、と。

 
渡米した彼女は子育てをしながら大学に通い、ソーシャルワーカーの資格を取ります。

いつしか二人の間には三人の子供たち。子供たちはみんな現地校へ通い、家では英語が飛び交い、父親である自分と話すときだけ気を使って日本語で話すんだよ、と彼が笑いながら教えてくれました。

彼女は病院で虐待されていた子供たちの心に寄り添い、事実を引き出す仕事に就きました。

 
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中学・高校の後輩と卒業以来、初めて会うことができました!相変わらず、美しい……。

 

PROFILE

中村仁美 Hitomi Nakamura
1979年6月8日生まれ。2002年にお茶の水女子大学生活科学部を卒業し、フジテレビ入社。2011年人気お笑いコンビ「さまぁ~ず」の大竹一樹さんと結婚。2児の子育てをしている。’17年7月、15年間勤務したフジテレビを退社。現在はフリーアナウンサーとして活動中。

 

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