誰もが心の中に、“そこに行けば笑顔になれる場所” を持っている。それは人によってライヴ会場だったり、劇場だったり、レストランだったり、温泉だったり。そして多くの人にとって “遊園地” は、非日常空間で非日常の乗り物に乗って、空を飛ぶ夢を叶えたり絶叫したり、童心に還ることができて、自然に笑顔がこぼれる場所だ。

熊本に実際にある遊園地「グリーンランド」を舞台に、“遊園地の舞台裏” を描いた映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』に出演した波瑠さんと西島秀俊さんが、あらためて “俳優という仕事の魅力” を語る。

 

つらいとき? 甘いものを
食べれば大抵復活します(西島)

画像1: つらいとき? 甘いものを 食べれば大抵復活します (西島)

――『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』は、波瑠さん演じる波平久瑠美(なみひら くるみ)が遊園地の裏方という仕事の面白さに目覚めていく “お仕事エンターテインメントムービー” であると同時に、ロマンティック・コメディだなと思いました。とにかく、全編通してあんなに笑顔の西島さんが大画面で観られたことが新鮮でした(笑)。波瑠さんは、ドラマなどでもコメディエンヌとしての才能を開花させていらっしゃいますが、今回、お互いのお芝居の中に、“笑いのセンス” みたいなものを感じたところはありますか?

波瑠:コメディって、登場人物が真っすぐなことが、見ていて面白いんじゃないかと私は思うんです。今回もそうですが、私はいつもコメディだと思ってお芝居をしたことはなくて……。それぞれが真面目に一生懸命やっているんだけど、失敗したり、ズレたり、空回りしたり。それが周りから見て滑稽だったり、ユーモラスに見えることで、“笑い” が生まれたら素敵ですよね。

だから私も、“笑わせたい” という下心を持って、波平を演じてはいないです(笑)。ただひたすら真面目にやっていただけ。西島さん演じる小塚も、真っすぐだから面白いんですよね。

西島:でも、波瑠さんは、普段が相当面白いです(笑)。芝居はもちろん、普段から、真顔で相当面白いことを言ったりやったりするので、その “天然” な感じが画面に出ているところはあると思いますね。

ただ、この映画に関しては僕もコメディだとは思ってなくて、小塚は “ヘンな上司” という認識でした。面白さは狙わず、ぶっきらぼうな感じでやっていたら、思ったより笑っているところが採用されていましたね(笑)。

波瑠:大人の人にこういう言葉を使っていいのかわからないんですが、西島さんは、素直な方だなと思いました。

西島:素直っていうか、何も考えてないだけなんだけど(笑)。

波瑠:お芝居をしているときでも、“狙ってる” 感じが全くなかったです。私が言うのは生意気かもしれないですが、打算とか計算高いとかの反対側にいる方だなと(笑)。

 

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