初めての土地へのショートトリップ。限られた時間の中で、楽しく効率よく回りたい。そんな時、情報収集はローカル(地元住民)に聞くのがいちばん確実。今回、宮城県を案内していただいたのは、映像ディレクターの高平大輔さんと、東北スタンダードマーケットディレクターの大河内英夫さん。

県内の手仕事を紹介するウェブサイト「手とてとテ」のスタッフでもある、お二人がおすすめする「故を温ねて新しきを知る宮城の旅」のはじまりです。

 

石巻の天然素材が生み出す
焼き物の世界を堪能

三輪田窯

画像1: 三輪田窯

廃校になった小学校を工房にし、暮らしに溶け込む温かな焼き物を生み出している三輪田窯。窯主の亀山英児さんは仙台市の堤焼の陶技を学んだ後、三輪田へ。
 

画像2: 三輪田窯

岩石やもみ殻、貝など、地元の天然素材で作陶しており、三輪田窯に代表される神秘的なブルーもまさに風土から生まれた艶色。大自然の中でゆったりと焼きものを愛でることができる。

三輪田窯(みのわだがま)
宮城県石巻市三輪田字引浪前1-1
☎0225-62-2382
営業時間:9:00~18:00
定休日:土・日・祝(要問い合わせ)
http://minowadagama.jp/

 

世界とつながる、石巻のものづくり!

石巻工房

画像: 石巻工房

石巻工房は東日本大震災後にデザイナーなどの有志が補強道具や木材を集め、復旧と復興のために自由に使える場としてスタート。現在は “石巻工房ブランド” を立ち上げ、主に2×4規格のレッドシザーを使用して家具を製造・販売。
 

その人気は国内に止まらず、海外でも注目され、国内外の展示会にも多数出品。デザインの力で地域を盛り上げている。
 

アメリカの家具メーカー “ハーマンミラー” とのワークショップから生まれたスツール。V&A博物館に収蔵。

石巻工房
宮城県石巻市渡波字栄田164-3
☎0225-25-4839
※工房見学は要問い合わせ
https://ishinomaki-lab.org/

 

漁業の町・石巻発
大漁旗を使ったオリジナルブランド

FUNADE

画像: FUNADE

石巻にボランティアでやって来た田中鉄太郎さんが立ち上げた大漁旗を使ったオリジナルブランド「FUNADE」。大漁旗とは、漁船が帰港するときに大漁を知らせる旗であり、新しい船出の祝いに贈る縁起旗。
 

これをアクセサリーや小物、バッグにアップサイクルして販売している。作り手には、地元に住むお母さんたちの姿も。カラフルで可愛いアイテムは日常使いにも◎。
 

画像: 大漁旗も限りある資源。小さなハギレからほつれた糸まで大切に加工。

大漁旗も限りある資源。小さなハギレからほつれた糸まで大切に加工。

FUNADE(フナデ)
宮城県石巻市中央1-4-3
☎0225-98-8683
営業時間:10:00~18:00
定休日:不定
http://funade.shop-pro.jp/

 

知っておきたい宮城のいろは
気候&日本一

画像: 知っておきたい宮城のいろは 気候&日本一

気候

仙台平野から北上高地の南端にかけての東部は、太平洋に面し海風が入りやすいため、夏の暑さはあまり厳しくない。冬は、東北地方の中では比較的暖かく、一年を通じて穏やかな気候である。奥羽山脈の裾野にあたる西部は、夏は厳しい暑さはないが、冬は奥羽山脈をこえる季節風の影響を受け、降雪が多い。

 
宮城の日本一

【パプリカ】大規模なハウス栽培で生産量日本一。(2014年時点)
【日本一低い山】仙台市にある日和山(ひよりやま)は標高3mで日本一低い。
【サメ】サメの水揚げ量日本一。(2013年時点)
【セリ】収穫量日本一。(2014年時点)

 

PROFILE

画像1: 温もりが魅力! 世界に発信すべき “宮城・石巻のものづくり”【ローカルと歩く】

高平大輔 Daisuke Takahira
映像ディレクター。東北を拠点にCM制作や地域PRなどを手がける。現在はwow sendaiで活動中。

画像2: 温もりが魅力! 世界に発信すべき “宮城・石巻のものづくり”【ローカルと歩く】

大河内英夫 Hideo Okochi
東北スタンダードマーケットディレクター。東北が生んだ伝統工芸品の周知や新しい作家の発掘に勤しむ。

 
●情報は、2018年10月現在のものです。
Photo:Aiko Shibata Text:Lisa Nagamine Illustration:Maggie Prendergast

 

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